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[0519] 【第52話】To-y。

今回は多分誰にも言ったことのない話です。自分のネタばらしになるような内容なので。


アニメに対してやや距離を持ち始めていた頃、少年サンデー連載の「To-y」に出会います。
それは自分にライフスタイルの転換を迫るほど影響大でした。同時に自分とその周りを巻き込むバンドブームが訪れます。

江口寿史氏や大友克洋氏の影響が垣間見える線の細い絵柄のその漫画作品は、当時の芸能界とロックシーンを題材にしたストーリーで、ファッショナブルでデザインセンスの高い画面構成と、おしゃれなキャラクターたちを限界まで減らした線で描く「おしゃれでカッコいい」マンガが出てきた、と強烈な衝撃を受けました。
自分の着る服、聴く音楽、弾く楽器、立ち振る舞い、前出の「メガゾーン23」と共に、「アニメなんて観ないぜ、俺はパンクロッカーだぜ」と叫ぶ様になってしまう自分を形成した主要素です。ああ中2病。このせいで、この後数年は音楽方面へどっふり染まっていきます。まミュージシャンにもなれませんでしたが(笑)。

そんな自分ですが、この頃も隠れて絵を描いていたのもまた事実、誰にも見せることの無い、将来漫画家やアニメーターになれるわけでもないのに、To-yの作者である上條淳士氏や「イクサー1」の平野俊弘氏、金田パースや大張アレンジをごった煮にしたような絵柄のマンガや、作品の設定めいたものを描いていました。ですが描けば描くほど、自分の理想とは程遠いものが出来上がるだけで、生まれるものは失望だけでした。

自分はもう、上がらない画力に対して時間を割くのではなく、自分と同じ年代のまんが家やアニメーターを目指している人種に対して、そいつらができない(気づかない)画面の構成やレイアウト、デザイン的に美しく見えるバランスや色使いなどを、音楽誌やファッション誌から引用したりして対抗できないものか、と試行錯誤を始めるようになります。それは「To-y」のおかげで見つけられた、自分だけの「まんか道」の入り口だったのかもしれません。

そうして以前「まんが家」になりたかった自分は、成長するにしたがってその目標が漠然と、曖昧なものになっていき、なにを目指していたのか見失いながら高校を卒業します。

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