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[0608] 【第53話】ホットロード。

自分が興味が出ないものはとことん圏外のタイプです。勧められてもむりやり委ねられてもまるで受け付けません。

例えば「ヤンキーマンガ」系の作品とか。どんなにヒットしてようとも触手が伸びません。「スラムダンク」ですら受け付けません。ギリギリでジョジョ3部でしょうか(笑)。

そんな自分が唯一読めたそっち系の作品は「ホットロード」です。

ベースやギターを手にしたり、夜遊びをするような友人とつるんだり、少しずつ「脱オタク」化を進めていたせいか、自分にも少しずつ異性から声をかけられるようになりました。その異性に対して自然に振舞っているんだ、ということを装いつつ、毎度精一杯背伸びして受け答えしていました。異性たちと毎晩馬鹿騒ぎしている友人たちを見て、自分も必死に染まろうとしていました。そんな時にある女の子が進めてくれたのが「ホットロード」でした。

掲載誌が「別マ」。少女マンガという文化はほぼ未体験で挑んだ、光部分を消し、影部分を線で拾うスタイルの描画方法で透明感のある絵が表現するそれは、暴走族の彼氏に影響されて学校などからドロップアウトしていく女の子のストーリーで、過剰な装飾と難解なコマ割、目の中に輝く星々、といった少女マンガに対する前時代的な偏見は吹き飛びました。

初見時は別マ本誌でした。遊び疲れた深夜、男女が何人も雑魚寝する中で、隣で一緒に話していた女の子に進められたホットロード。その状況で読まされたせいか、描写にリアリティを感じずにいられませんでした。

作品の目に見える部分だけではなく、その頃の自分の年齢、異性に対する感情、そういったものが渦巻いて混沌としている部分にシンクロし、当時は何度も読み返しました。精神的にアンダーになるんですが、何かに対して鬱屈した状態の世代間においては、その精神状態も必須項目みたいなものだったんじゃないでしょうか。その頃知り合う異性はほぼ全員「紡木たく」を通り、何かに失望したりあきらめの感情を抱いてました。そんな女の子たちと毎晩遊びほうける自分たちも、紡木たく作品のようなストーリーの主人公だと錯覚しながら恋愛したり失恋したりしていました。

努力の甲斐も無く、その方面でも成功者にはなれませんでしたが。
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コメント

いつもコメントいただいてありがとうございます。
拍手からコメントいただくとここには表示されないんですね。

紡木たく作品は同時期に出てた単行本は一通り読みました。「瞬きもせず」までは読んだと思います。
「机をステージに」は、バンドかぶれの自分にピッタリだったんですが、音楽描写が「To-y」を読んだ後だったのでちょっと貧弱に感じられたところだけが残念でした。

2011.06.11(Sat) 10:20 | URL | ppk|編集

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